屋根・外壁工事の専門店

こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。

川崎市のO様邸の2階屋根カバー工事・1階屋根葺き替え工事をおこないます。
施主様をはじめ近隣の皆様にもご迷惑をおかけする事と
存じますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

ご近所にお住まいのO様の息子さまから、ご実家の屋根状態について
ご相談を受け現地調査をおこなった結果、屋根工事をおこなう事になりました。

2階の屋根です。屋根頂上の棟板金が過去にビス止めで直されている
形跡がありました。O様にお聞きしましたら、以前の台風で棟板金が
めくれ上がってしまい他業者さんに直してもらったとか…

本来、ビスや釘は脳天打ちと言って上端になる所には打ちませんが
余程、内部の貫板が傷んでおりビスが効かなかったのだと思います…

棟板金と屋根材の取り合いには指が入ってしまうほどの隙間が見られます。
棟板金を留めている釘の浮きも見られますね。この釘、半分は抜けています。
お家の北面には1階が駐車場、その上に2階建てのお家がありますので
地上からは高台になります。そのぶん風を強く受ける事が多くあると思います。

釘が正常におさまっている箇所がないため、ハンマーで打ち込んでみてもスカスカで
釘がききません。棟板金の下地材である貫板の腐食も進んでいるように思われます。

1階の屋根です。こちらの棟板金にも釘浮きは見られます。

棟板金の重ね部分には、釘が抜け落ちて板金の浮きが見られます。
重ね部分の釘抜けは他の箇所と比べると、飛散しないか気になる部分になります。
現地調査をしました結果、2階の屋根はカバー工法で施工いたしますが
1階の屋根は下地材である野地板が何ヶ所か沈む箇所がありましたので
葺き替え工事で仕上げていきます。

次回は、2階 屋根カバー工事をお伝えします。【File No,2】
Re:zen～りぜん～@横浜