Works施工事例
相模原市 S様邸 屋根カバー工事/外壁塗装工事【File No,1】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
相模原市のS様邸の外装工事をおこなうことになりました。
S様はじめ近隣の皆様にもご迷惑をおかけする事と
存じますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
写真左側に見えます三角屋根の建物が築60くらい経ちます。その築60年宅に
正面の建物を20年程前に増築した大きい建物になります。屋根にも外壁にも
経年による傷みが至る所で確認できます。工事では屋根はカバー工事・外壁
は塗装工事をおこなっていきます。
築20年ほどの家屋屋根から、現状をお伝えしていきましょう。
屋根材はスレート材です。見てわかりますように、元々の
屋根材表面の塗膜がなく防水性に期待が持てない状態です。
日当たりが良い南面でもコケ・カビなどが見られます。
北面には部分的ですが屋根を覆うように枝があります。落ち葉などによって谷板金が埋まっている状況
です。この状態ですと谷板金に雨水が溜まってしまい、雨漏りの原因になってしまう事も考えられます。
工事が始まりこのままの状況で高圧洗浄してしまうと、ご近所様にご迷惑になってしまいますので洗浄
前に出来るだけ取り除いていきます。
屋根面を納めている棟板金にサビが発生しています。
棟板金を留めている釘の浮きを確認しました。棟板金全体に釘浮きは見られます。
棟板金と屋根材の隙間が広くなっていますね。
スレート材と、スレート材の重ねにも隙間が多々見られます。
ヒビ割れはあちらこちらに入っています。
コケ・藻も多く発生中。
北西にある下屋根になります。屋根材の劣化もありますが、雨樋の詰まりが目立ちます。
この状態では雨水が流れずにオーバーフロウをして、軒先なども傷めてしまう事になります。
続きまして、築60年ほどの家屋屋根をお伝えします。
こちらの屋根も経年劣化による傷みが一目瞭然。こちらは急勾配のため、
安全面と作業性を考慮し、足場設置の際には屋根足場も設置いたします。
西面になりますが、お隣さんとの間隔が狭いのもあり更に
日照時間も短いためコケ、藻の発生が大きくなっています。
屋根破損の中で、1番目立ったスレート材でした。
こちらの屋根にもスレート材の隙間は見られます。スレート材の防水性が低下していれば
雨天時には雨水を吸い込み、晴天時に乾くを繰り返しているうちに屋根材は反ってきます。
双方の外壁状態をお伝えします。サイディングの外壁にはシーリング箇所が付きものです。
ここのシーリング部分が1番、酷い状態でした。サイディングを止めている釘が効かずに
浮いてしまっている現況です。工事の際には今以上に長いビスで留めてみようと思います。
シーリングが剥がれ落ちてしまったり、隙間が目立つほど下地材のハットジョイナーが
見えてしまっています。これでは簡単に雨水が浸入してしまいます。
こちらの亀裂からも雨水は染み込んでしまいます。
このようなサイディングとサイディングの境にある目地シーリングは、古いシーリングを撤去して
新しいシーリングを充填する打ち替え作業をおこないます。サッシ廻りのシーリングに、関しては
古いシーリングの上から、新しいシーリングを充填する増し打ち作業をおこないます。どちらの
作業にしましても、新しいシーリングの密着を良くする為にプライマーを塗ってからの作業です。
サイディング本体にも亀裂が数ヶ所見られました。隙間埋め材の
ジョイントコークを充填してから塗装作業に入ります。
北面には樹木が多いのもありコケなどの発生が多く確認できます。
築60年家屋の外壁です。モルタル壁なのでクラック(ヒビ割れ)が何ヶ所か入っています。
雨戸はそうでもありませんが、戸袋の色褪せが目につきます。高圧洗浄をした後、
サンドペーパーでケレン作業をしてから、吹き付けを2回塗りで仕上げていきます。
雨樋の吊り金具を止めている鼻隠し部分の塗膜の剥がれがあります。
こちらも下地処理を、しっかりおこなってから塗装作業を進めていきます。
丁寧な作業を進めご満足いただける仕上りになるよう、安全にも十分気を
配りながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次回は、屋根カバー工事をお伝えします。【File No,2】
Re:zen~りぜん~@横浜