Works施工事例
横浜市 K様邸 屋根葺き替え工事/雨樋工事【File No,1】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
横浜市 K様邸の屋根葺き替え工事・雨樋改修工事・
破風板金工事をおこなうことになりました。
現地調査をした時の現況をご報告をいたします。
築30年のお宅です。2019年9月の台風15号の影響によって屋根妻側にある袖瓦(ケラバ部分)が
1枚落下してしまい幸いな事に怪我はなかったが今後の事を、お考えになり屋根の葺き替えを
ご希望となりました。現状の屋根材はモニエル瓦になります。主成分はセメントと川砂となり
正式名称は『乾式コンクリート瓦』と言います。数ある屋根材の中でも重く、金属屋根と比較
すると1平方メートルあたり約5キログラムに対して、モニエル瓦は1平方メートルあたり約43
キログラムと金属屋根の約8倍の重さになります。
落下したのは軒先から1段目の袖瓦でしたが、2段目の
袖瓦もいつ落下してしまってもおかしくない現況です。
写真上に2階から下りてきている竪樋が見えるかと思います。こちらは本来であれば
2階からの雨水が1階屋根を通り、1階の軒樋に雨水を導く竪樋が付いていたのですが
その竪樋も台風の被害によって落下してしまっています。こちらは北面になります。
北西にも2階から下りてきている竪樋の、1階屋根部分のパーツが落下しています。
2階 屋根の瓦被害を含め、こちらの雨樋の被害も保険屋さんに申請させていただきます
以前、屋根の塗装はされていました。
2階の屋根面は7面あり、段違い箇所もある屋根になります。
棟部分の瓦、モニエル本体にも多少なりの傷みが見られます。
玄関上の屋根になります。屋根と外壁の納め方でもっとも頭をひねりそうです…
屋根上でここだけコケが見られました。
1階屋根材にも多少の傷みが見られます。
雨どいの軒樋が異常に垂れ下がっています。
軒樋を吊る金具がこの状態では、雨水が溜まってしまうのも無理はありません。
この場所に鳥たちが決まって水を飲みにくるそうです。。。
垂れ下がっている軒樋と同じ線上にある雨樋ですが、水が全体的に
溜まっているのがわかります。こちらの軒樋は南面になります。
北面の軒樋。こちらも水が溜まっていて雨樋の役割を果たしていないですね。
下から見ても歪みが一目でわかります。集水器とは逆方向に水が溜まっている状態。
こちらの雨樋の歪みも、保険屋さんへの申請をお手伝いをさせていただきます。
被害写真だけでなく、文面も添えた報告書を作成いたしますのでご確認ください。
お客様にご満足いただける丁寧な施工を意識し、安全面にもしっかりと気を配り
工事を進めていきますので、よろしくお願いいたします。
次回は、2階の屋根葺き替え工事をお伝えします。【File No,2】
Re:zen~りぜん~@横浜