Works施工事例
横浜市 K様邸 屋根葺き替え工事/雨樋工事【File No,4】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
横浜市 K様邸の屋根 葺き替え工事をおこなっています。
最後となる1階屋根の進捗状況をお伝えしていきましょう。
1階屋根と言っても5面からなる大きな下屋根になります。下屋根なので外壁との
取合いが多くあり時間もかかりますが、1つ1つ丁寧に納めていこうと思います。
南面から瓦撤去をしていきましょう。
外壁と屋根の取合いである雨押え板金内部にも、瓦が入っているのでちゃんと残らず取り除いていきます。
K様邸の瓦処分量は2階・中2階・1階の瓦を砕いて積んでも、2tトラックで4.5台分にもなりました。
瓦の枚数までは数えていませんが、かなりの重さが屋根に乗っていたのがわかると思います。。。
瓦・桟木を撤去後、清掃となります。
垂木位置の墨出しをしてから、野地板を張っています。
軒先の唐草板金も、ビスを垂木に効かせて留めています。
いつものように!
足場のジャッキがある所では工程のたびに、ジャッキを上げて下げての繰り返しになります。
上げ下げの際には安全面に気を付けて、他のジャッキの効き具合を確認しながら作業します。
野地板張りが終わり、ルーフィングを貼っていきます。
外壁との取合い部分では入る所までルーフィングを入れ込んでいます。
中2階でも使用しました棟板金の下地となる、隅棟用捨板を取付け。
ディプロマットを張る時に垂木位置では45㎜のビス・垂木と垂木の間では25㎜のビスを使い分けて留めています。
隅棟用捨板はビスで留めていますが、そのビス頭にもシーリングを充填。
玄関上の小さい三角屋根はレンガの外壁との納めに頭を使います…
棟板金の取付け。
新しい雨押え板金設置のため、既存の雨押え板金はある程度切っていきます。
雨押え板金下地材のタフモック(黒色)を取付け。
タフモック廻りにシーリングを流し込んで、雨押え板金の重なる部分にもシーリングを充填します。
雨押え板金を見ると、今まで瓦が納まっていた時の雨押え板金との高さが全然違うのがわかります。
雨押え板金の裏面です。シーリングを充填した面は外壁と接する立ち上がり部分になります。
厚みのある瓦の時に納まっていた雨押え板金の高さと、今回の薄いディプロマットでの雨押え板金の高さでは全然
違っています。新しい雨押え板金の立ち上がりは70㎜しかないので、その高さで納まらない所にはディプロマット
を加工して立ち上がりを作り納めています。上端にはシーリングを流し込んで雨仕舞をしております。
ディプロマットを加工した立ち上がりです。
加工した立ち上がりを張る時にシーリングを充填していますが、
張り終わってからも上端部分にシーリングを流し込んでいます。
外壁との取合いで頭を捻った所もありましたが、最適な施工ができたと思います。
K様も納め方はどんな感じになるんだろう? と思われていたのですが、
仕上りをご覧になられて、大変ご満足されましたことに嬉しく思います。
次回は、破風板金・雨樋改修工事をお伝えいたします。【File No,5】
Re:zen~りぜん~@横浜