Works施工事例
相模原市 K様邸 屋根カバー工事/外壁塗装工事【File No,1】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
相模原市 K様邸の屋根カバー工事・外壁塗装工事をおこなう事となりました。
築32年のお宅になります。現地調査にお伺いした状態をお伝えしていきます。
北面の屋根です。屋根材はスレート材になります。15年以上前に塗装工事は
されていますが、現状のスレート材は、防水性に期待が持てない状態でした。
南面にはご覧の三角部分のドーマーが2ヶ所あります。鳩小屋と呼ばれたりもします。屋根ドーマーには
屋根裏の住環境が向上することや、デザイン性としてヨーロッパ風の外観づくりといった役割があります。
ドーマーとスレート材を納めている雨押え板金です。釘の浮きが見られます。
屋根頂上の棟板金です。見てすぐに板金の浮きがわかると思います。
こちらでも指が簡単に入ってしまう隙間があります。下地材である貫板の劣化が考えられます。
この状態では強風時に飛ばされしまう心配もでてきます。何年かに一度は屋根点検が必要になってきます。
こちらはK様が他業者さんに指摘された箇所になり、板金の折り曲げが見えます。
近くで見ると下地の貫板まで浮いてしまっています。貫板の側面には裂けている所も…
今回は屋根カバー工事なので棟板金も貫板も撤去して、最後に新しい物を取付けます。
ご自分のお宅で板金材が浮いて見えるようでしたら、点検をされた方がよいでしょう。
スレート材の表面には塗料の剥がれが、ちらほらと確認できます。
外壁のサッシ廻りでは、シーリングのヒビ割れが進行してしまっている状態です。
様々な気象条件や立地条件によって、塗膜やシーリングの劣化速度は驚くほど変わってきます。
一部だけみて大丈夫だと思わずに、定期的に注意深く隅々を確認する事が大事になってきます。
こちらはもっとも湿気のたまる北面になります。コケの付着が目立ちますね。
外壁材は『ラップサイディング』になり、「下見板」「鎧張り」「羽目板」とも
呼ばれています。小幅の板を一枚一枚重ねて張っています。板厚がありますので
板幅がそのまま段差になり、陰影感が人気の壁材になります。
北面ほどの汚れはありませんが、西面になります。
南面のリビング窓上です。雨天時には上からの雨水がサッシ上で多少なり溜まるのが原因で、サイディング表面が
剥がれてきてしまい下地まで傷んできています。この状態では、塗装をしても剥がれしまいますので板金材を加工
して設置しようと思います。
2階のベランダ部分です。こちらの剥がれは下地まで傷めていなかったので
表面の塗膜を剥がして下塗り→中塗り→上塗りと綺麗に仕上げていきます。
戸袋と雨戸にも塗膜の劣化が見られます。鉄部はサンドペーパーでしっかり
ケレン作業をして下地処理をおこなってから、塗装作業に入っていきます。
次回は、2階の屋根カバー工事をお伝えします。【File No,2】
Re:zen~りぜん~@横浜