Works施工事例
川崎市 K様邸 屋根カバー工事/外壁塗装/雨樋工事【File No,1】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
川崎市 K様邸の屋根カバー工事・外壁塗装・雨樋工事をさせていただきます。
工事前にお伺いした現状をお伝えしていきます。お家は築31年のお宅になり、
建てられてから10年、20年と塗装のメンテナンスはされています。
外壁材はモルタル壁になります。
屋根材はスレート材です。2階屋根は6面からなる寄棟。
以前の屋根塗装から月日が経ち、色褪せが目に付きますね。
屋根上部にある棟板金では釘が浮き、スレート材との間には指が入るほどの隙間が
できています。強風時には棟板金が飛散してもおかしくない状態になっています。
棟板金と棟板金の合わさる箇所にはシーリングを充填していますが、経年劣化に
よってシーリングは裂けてしまっています。ここから雨水が浸入しますと棟板金
の下地材である貫板(木材)を腐食させてしまう原因になってしまいます。
新築時の古い釘以外に途中で打たれた新しめな釘も見られます。新しめな釘の横には
釘が抜け落ちてしまった穴が空いています。ここらへんの貫板は傷みが進んでいると
思われます。
屋根面の端部分に設置されているケラバ板金にも釘浮きが確認できます。前に塗装を
おこなわれた業者さんは、釘の打ち直しをおこなってから塗装をされればいいのに…
何ヶ所かは素地が、サビてしまっている箇所があります。
玄関上にある下屋根です。こちらの棟板金でも浮きが確認できます。屋根カバー工事
では既存の棟板金は解体撤去して、最後には新しい貫板・棟板金を設置いたします。
地上から見ると雨樋の歪みが見られます。
屋根に上がって確認しますと歪んでいるため、本来の役目を果たさずに
雨水が溜まっています。
こちらの雨樋の角度は変ですよね? 雨樋を吊っている金具が曲がっています。
保険の申請にはご協力させていただき、工事の最後に新しい雨樋を取付けます。
モルタル壁には経年によって、クラック(ひび割れ)が見られます。
サッシ廻りに多くのクラックが入っています。
クラックの大きさによっては充填剤であるボンドコークを充填してから、
塗装を進めていきます。
鉄部の柵は塗膜も剥がれてしまい、サビてしまっています。このような場合、
ケレン作業をおこなっていきます。ケレン作業では必需品の皮スキ(専用ヘラ)で
浮いている部分を削り落とし、マジックロン(極太ナイロン不織布)で下地調整を
いたします。ケレン作業をしっかりおこなう事によって、塗料と素地の密着性が
向上します。
次回は、外壁塗装工事をお伝えします。【File No,2】
Re:zen~りぜん~@横浜