Works施工事例
相模原市 I様邸 屋根 葺き替え工事/部分塗装工事【File No,2】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
相模原市 I様邸の屋根 葺き替え工事/部分塗装工事をおこなっていきます。
お客様はじめご近所の皆様にもしばらくの間ご迷惑をおかけ
する事と存じますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
南面の外壁塗装工事から始めていきましょう。
現状ではベランダ壁と1階外壁の色、2階の外壁色と2色を使用
されていますが、今回の塗装工事では単色で仕上げていきます。
5日前にはご近所様への挨拶回りも済ませ、着工日当日の足場設置をおこないます。
朝からあいにくの雨でしたが、足場架けも中盤を過ぎたあたりで止んでくれました。
雨が止んでも地上や足場は濡れていますので、細心の注意を払いながら作業を進め
ていきます。
南面1面の塗装工事といえども、しっかり高圧洗浄からおこなっていきます。
塗り作業の前にシーリングの打ち替え、増し打ち作業をおこないます。
サイディングとサイディングの合わせ部分である、縦目地では既存の
シーリングを撤去して、新しいシーリングを充填する打ち替え作業を
おこないます。
シーリングを撤去するとハットジョイナーという、シーリングが後ろに抜けないよう
にすると共に適正な量を充填出来るようにする、バックアップ材が使用されています。
このハットジョイナー自体は金物で表面の青い部分は薄い絶縁テープでボンドブレー
カーと呼ばれているものです。この目地の突き当りを目地底と呼び、サイディングの
シーリングはこの目地底には接着しない二面接着が正しい施工になります。ボンドブ
レーカーにはプライマーも、シーリング材も接着されないようになっているので問題
がある場合には必然的に対策が必要になります。
マスキングテープで養生をおこない、シーリングとの密着性を高めるための
プライマーを左右のサイディング断面に、しっかり塗っていきます。
新しいシーリング材を充填していきましょう。この際、ヘラでなでた時に
シーリングが余りすぎ、足りなすぎのないよう微妙な加減で充填していきます。
ヘラでなでていきます。シーリング材にはサンスター技研【ペンギンシール 2550LM】を使用。
縦目地箇所の打ち替え作業はご覧のように仕上がっています。
屋根裏換気口廻りにはプライマーを塗ってからシーリングを増し打ちしています。
壁付け物干し廻りにも増し打ち。
シーリング作業が終わり塗装作業に入っていきます。まずはケレン作業の道具で
必要不可欠なマジックロンと、サンドペーパーを使いケレンをしていきます。
幕板です。素地の傷みを見極めて鉄部だけとは限らずケレンをしていきます。
水切り部分になります。ケレン後の鉄部にはサビ止めを塗っていきましょう。
サビ止めには日本ペイント【ハイポンファインデクロ / 黒さび色】を使用。
以前、塗装されました職人さんが見切ったラインより奥にまで刷毛を入れて
色付けをしていきます。
中塗り中。
外壁の上塗りが仕上がってから、最後に水切りの上塗りを仕上げていきます。
幕板の下塗りです。
中塗りが乾き上塗りになります。
破風板は上塗りです。ローラー左が中塗りで右側が上塗りになります。
付帯部分の黒い部分には日本ペイント【ファインウレタン / U100】を使用。
防藻性、低汚染性、高耐候性、透湿性を有しています。
外壁の下塗りが終わり中塗り作業を進めています。白い部分は中塗りで
右の茶色部分にはクリヤーの下塗りが塗られています。その下塗り材に
は、エスケー化研【ミラクシーラーエコ / クリヤー】を使用。
中・上塗りにはエスケー化研【セラミシリコン / SR-410】をチョイス。
仕上げの上塗りになります。ローラー部分が上塗りで右側が中塗りになります。
下塗り→中塗り→上塗りと綺麗に色が付いています。
シーリング箇所にも塗料はしっかり密着しています。
ベランダ内壁も綺麗に仕上がっております。
換気口のベントキャップになります。ベントキャップと外壁の取合いにも
シーリングを増し打ちをしてから塗装をおこなっています。
シーリングを増し打ちしました壁付け物干し部分です。
屋根裏換気口の側面を見てもらうと、塗装をした白い部分が綺麗な線になって
いるのがわかると思います。この仕上りをだすには養生作業が大事になってきます。
天気が曇りの写真ですが、以前より明るくなったのがわかります。
仕上りに I様にも満足のご報告をいただき安心いたしました。
引き続き屋根 葺き替え工事に入りますので、よろしくお願いいたします。
次回は、屋根 葺き替え工事をお伝えします【File No,3】
Re:zen~りぜん~@横浜