Works施工事例
横浜市 K様邸 屋根カバー工事/外壁塗装工事【File No,2】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
横浜市 K様邸の屋根カバー工事を進行していきましょう。
K様はじめ近隣の皆様にもご迷惑をおかけする事と
存じますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
着工日初日の足場設置になります。現調時には出来る範囲での確認はしていますが、
足場設置後には細かい部分なども含め、再確認をして状態を把握いたします。
屋根カバー工事では先ず棟板金の解体撤去から始めます。棟板金を撤去すると
下地材の貫板が設置されています。18年経過した貫板には雨染みが見られます。
こちらの貫板だけ腐朽を確認。
貫板も撤去。
先述のスレート材、ニチハ株式会社の『パミール』になります。
雪止め金具も撤去。
解体した棟板金・貫板になります。
今回のカバー工事では既存の屋根材であるパミール表面が著しく劣化している
ため屋根面が凸凹になっています。その上に防水シートを貼って歩いていれば
下地を拾ってしまいますので、野地板を張ってからのカバー工事をおこなって
いきます。
野地板には構造用合板1820㎜×910㎜ 厚み12㎜を使用。棟部分の穴が空いている所は
換気棟部分になります。換気棟は屋根裏にこもった湿気や熱を自然に放出する役目が
あります。そのため既存で空いている開口部と同じ広さを確保しております。
2階全面の野地板張りは終了。
野地板・防水シート・屋根材とも軒先から棟先へと施工していきます。
防水シートには田島ルーフィング【PカラーEX+】を使用。
PカラーEX+は1㎜という厚みにもかかわらず、6層の素材が張り合わされており
優れた基本性能を誇る下葺き材となっております。
新しい屋根材にはアイジー工業【スーパーガルテクト / シェイドブラウン】を使用。
スーパーガルテクトの全幅は3100㎜あり、下に置いておけるスペースが
なかったので荷揚げをしておきました。
軒先にスーパーガルテクトをひっかけるための軒先(唐草)板金を取付け。
左の板金はケラバ板金です。
屋根妻側にはケラバ板金を取付け。
外壁と屋根材の取合いには捨板板金を設置。
スーパーガルテクトの下端を軒先板金に、しっかり引っかけて張っています。
スーパーガルテクトは30㎜のビスで固定しています。雪止めは軒先から2段目と
、3段目に455㎜間隔で互い違いに取付けています。
上段では寸法を測りスーパーガルテクトを切断して張っています。
スーパーガルテクトが張り終わり、各所の納めを仕上げていきましょう。
こちらはスーパーガルテクトと外壁の取合い部分の、雨押え板金を取付ける箇所です。
既存の貫板では木材が使われていましたが、今回は耐久性のある樹脂製のセイキ工業
【SK胴縁】を使用します。SK胴縁に面戸テープを貼ってから取付け。
雨押え板金を取付けましたら、雨押え板金上端と外壁の取合いにシーリングを。
棟板金の貫板にもSK胴縁を設置。
換気棟は4つのパーツからなっており、2つ目までのパーツを取付け。
換気棟3つ目のパーツは開口がある換気棟本体。
換気棟4つ目のパーツは、換気棟両サイドに取付けるエンドキャップになります。
要所にシーリングを充填をして、2階屋根カバー工事は完成となります。
玄関上 屋根カバー工事を進めます。こちらの屋根は傷みがなかったのもあり
防水シートからの屋根カバー工事になります。こちらでのルーフィングには
田島ルーフィング【タディスセルフ カバー】を使用しています。裏地の黒い
部分が粘着になっております。
軒先には軒先板金。外壁沿いには捨板板金を取付け。
手前の短いケラバ板金も設置。
スーパーガルテクトは張り終わりです。
貫板のSK胴縁を取付け後に、雨押え板金を取付け。上端のシーリングも忘れずに!
スーパーガルテクトは、メーカー製品保証が塗膜のヒビ・割れ・剥がれ・
膨れに15年/赤さび20年/穴あけ25年と保証期間も長くなっております。
次回は、外壁塗装工事をお伝えします。【File No,3】
Re:zen~りぜん~@横浜