Works施工事例
横浜市 K様邸 屋根葺き替え工事【File No,2】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
今回は、屋根 葺き替え工事をお伝えします。
屋根の葺き替え工事とは古い屋根材を全て取り外し、下地補修もしっかりと行ったうえで
新しい屋根材を敷いていく工事です。まずはこのセメント瓦を解体撤去していきます。
今以上に下地が傷まないように、丁寧に作業を進めていきます。
建物の中でも雨漏れを防ぐという重要な役割を終えた屋根材になります。築50年近くもお疲れ様でした。
解体撤去したセメント瓦は、トラックに積み産業廃棄物処理場へと持っていきます。
屋根材撤去後のルーフィング(防水シート)は劣化し破れている箇所もあります。
現地調査時に屋根裏から確認した際に、腐食してしまっている箇所は下地の部分張替えなどの補修をし、
新しい下地材である野地板(12㎜)を上張りしていきます。野地板を張る時には、屋根の骨組みでもある
垂木の位置の墨出しをして、しっかりビスで野地板を止めていますので強度はご安心ください。
野地板の上にルーフィングを軒先(下部)から棟先(上部)にかけ貼っていきます。
貼り終わりましたら材料の荷揚げをして屋根材を葺いていきます。
屋根材本体を張る前に、軒先に唐草板金を取り付けます。
今回の屋根では役物と言われる板金材は唐草(軒先)、ケラバ(妻側)、棟包み(棟部分)の3つを取り付け
ますが、全ての板金材には耐久性の高いガルバリウム鋼板を使用しております。
屋根妻側に取り付ける、ケラバ板金です。
今回、施工する屋根材は旭ファイバーグラスの【リッジウェイ】と言う製品です。
瓦屋根の約4分の1になり軽量になるので、屋根の耐震性が格段に良くなります。
リッジウェイを葺いていく際に一定の幅で交互にずらし張っていきます。
合せ目をずらす事により雨水が屋根材裏に浸入するのを防ぎ、軒先へと雨水を導くためです。
それぞれの屋根面を軒先から棟先へとリッジウェイを張り終えたら
最後の納めとなる棟板金の下地となる貫板を取り付けます。
最後に棟板金を被せ釘で止めて完成となります。リッジウェイはガラス繊維強化アスファルト屋根材で、
安価で軽量でもあり耐久性も良く雨音を和らげるといった機能上の特性や、色合いと独特のデザインによる
高い意匠性が人気です。旭ファイバーグラスのリッジウェイは、メーカー保証としては10年となりますが、
25年前後の耐久性を期待できると言われています。
施工中はお客様をはじめ、近隣の皆様にもご不備やご迷惑をおかけ致しましたが
無事に作業が終わりました。
この場を借りてお礼申し上げます。また何か御座いましたら、お気軽に申し付け下さい。
【File No,1】そして今回の計2回でお送り致しました。
Re:zen~りぜん~@横浜