Works施工事例
横浜市 K様邸 屋根カバー工事【File No,1】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
本日より横浜市のK様宅の、屋根カバー工事の開始となります。
お客様はじめ近隣の皆様にもご迷惑をおかけする事と存じますが、
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
工事前に現地調査をしました状態をお伝えします。
施主様は新築時から10年、20年と定期的にメンテナンスをされてきましたが
築30年を迎えるにあたり屋根材、棟板金の劣化を気にされてご相談を受けました。
屋根に上がりまず目に付いたのは、棟板金の反りと全体的にある釘浮きでした。
釘浮きというのは放置していると深刻な問題になります。
釘が浮いた穴から雨水が徐々に染み込み、下地の貫板(木部)を腐食させてしまう原因になり
釘が効かなくなってきます。効かなくなる事で棟板金も浮きやすくなり強風時には煽られ変形をし、
わずかに効いている釘も抜け落ちてしまうこともあります。お家への雨漏りも心配ですが…
2018年9月30日~10月1日に上陸した台風では棟板金の飛散被害が最も多く飛散した事により車に落ちた、
人に当たってしまったと言う声もあり二次災害につながってしまう恐れもあります。
こちらの板金は貫板が見えてしまっていますが、本来であれば浮いてはいけない箇所です。
このぐらい浮いてしまっている釘は、指でつまめば取れてしまうこともあります。
屋根はスレート材です。屋根全体に防水性がなく屋根材自体も傷んでいます。
塗装をされた時にはひび割れ箇所も塗料で埋まり、ある程度の期間は大丈夫ですが
防水性がなくなってくると晴れ、雨と日々の天候の変化により屋根材は傷んでいき
塗料で埋まっていた箇所に再び、ひび割れとして出てきたり以前はなかった箇所に
ひび割れが出来たりします。
写真を見てもらうとひび割れのところには、雨染みが出来ているのがわかると思います。
防水性が期待できなくなると、雨水の流れはひび割れである溝に浸透してしまいます。
ひび割れは小さくなる事はなく、年月とともに広がっていきます。
1階の下屋根です。下屋根も2階屋根同様、屋根全体に傷みはありました。
屋根の状態や先々を見据え、施主様とのお話の中で屋根カバー工事をご提案し
施工することになりました。ご予算の中で耐久性の高い屋根材を選定し、
少しでも屋根をいい状態で持続してもらえたらと思います。
次回は、屋根カバー工事をお伝えします。【File No,2】
Re:zen~りぜん~@横浜