Works施工事例
横浜市 T様邸 屋根・外壁塗装工事【File No,3】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
今回は、外壁塗装工事をお伝えします。
外壁塗装に入る前にコーキングの打ち替え、増し打ちを行います。
サイディングとサイディングの合せ目部分の、縦目地と言いまして打ち替えを行う箇所です。
カッターを使用して古いコーキングを根こそぎ剥がします。
剥がし終わりましたら新しいコーキングを、しっかり密着させる為にプライマーを塗ります。
コーキングを適量に充填していきます。
内部に空洞ができないようにヘラで押さえ込むようにならしていき、
ならし終わったらマスキングテープ養生を剥がします。
サッシ廻りなどは増し打ちと言い既存のコーキングの上にプライマーを塗り、
新しいコーキングを充填いたします。コーキングは職人さんの腕前がわかる施工の1つです。
外壁塗装前に鉄部となるシャッターBOX、水切り(基礎土台と外壁の間)に、ケレン作業をして
錆止めを塗ります。築13年ですと外壁、屋根に使用されている鉄部には錆が出ているところは
ありませんでしたが素材が少しでも持続するようにと行っております。
写真のサイディングは現地調査時に、あまり色褪せされていなかったので、
日本ペイントの「UVプロテクトクリヤー」を下塗り・上塗りで仕上げてあります。
このようなレンガ調・タイル調サイディングの、デザインを好まれている方は
色褪せをされる前にクリヤー塗装をおすすめします。色褪せの具合が悪くなってしまうと、
色付き塗料で塗りつぶす選択になってしまいます。
下塗り材のシーラー材を塗り終わりましたら、中塗り(左側白)→上塗り(右側茶)を
塗っていきます。使用しました材料はエスケー化研の【プレミアムシリコン】です。
お風呂場窓下のサイディングの剥離部分も下塗り→中塗り→上塗りの
3回塗りで仕上げます。塗装作業で剥がれないとは思いますが…
お風呂場というのもあり湿気、結露により万一剥がれた時にはその箇所が雨ざらしになってしまい、
さらにサイディング材の破損になってしまいます。剥離箇所にガルバリウム鋼板を加工し取り付けました。
上部と両サイドにコーキングを施工し、下部は湿気などの逃げ道、風を入れる為にあけてあります。
この場所は玄関の裏面というのもありT様曰く「裏には殆ど行かない」との事だったので、
ガルバリウム鋼板を張った事により、内部の塗装が剥がれたとしても剥離部分が雨ざらしに
なる事がないので一安心と喜んでいただけました。
シャッターBOXも上塗りをして、綺麗に仕上がっています。
新築時の雨樋には艶がありませんが、塗装作業をした事により艶がでて見栄えがよくなります。
屋根妻側の破風板(白色)は、小さいひび割れなどは隙間埋めのジョイントコークで
補修をしてから塗装3回塗りをして綺麗に仕上りました。段差になっている外壁材は
モルタル壁になっています。こちらもプレミアムシリコンで塗装をしてあります。
足場解体前に高い場所の仕上がりチェックをし、足場解体後に最終チェックと清掃をして完成となります。
コーキングの劣化部分が多々ありましたが、新しくコーキング施工をした事により
今後の雨水の浸入を阻止するようになったので良かったです。
外壁材が3種類ありましたが、バランスの良い色合いに仕上がったと思います。
T様邸の工事も終わりまして、お隣のA様邸の工事に移らしていただきます…
施工中はお客様をはじめ、近隣の皆様にもご不備やご迷惑を
おかけ致しましたが無事に作業が終わりました。
この場を借りてお礼申し上げます。また何か御座いましたら、お気軽に申し付け下さい。
【File No,1】【File No,2】そして今回の計3回でお送り致しました。
Re:zen~りぜん~@横浜