Works施工事例
横浜市 S様邸 屋根カバー工事/雨樋工事【File No,2】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
S様宅の屋根カバー工事を行います。
現在の屋根材の上に、新しい屋根材を張って仕上げるのが屋根カバー工事となります。
重ね葺きのために凸のある棟板金、雪止めを解体撤去します。
続きまして下葺き材(防水シート)ともよばれている、ルーフィングを貼っていきます。
ルーフィングを軒先から棟先にかけ隅々まで敷き詰め、貼り終わりました。
ルーフィングは何種類もありますが、耐久性のよい「改質アスファルトルーフィング」で貼っております。
改質ルーフィングは1mmと言う厚みにもかかわらず、6層の素材が張り合わされており防水性を発揮して、
何十年もお家を守ってくれる必要不可欠なものです。
屋根材本体を張る前にガルバリウム鋼板で加工した役物を取り付けていきます。役物と言われる種類は
何種類かありまして唐草板金、谷板金、ケラバ板金などがあります。写真の板金は唐草板金と言い、
役物の中でも最初に取り付ける板金です。屋根材の下端をひっかける為の板金でもあります。
屋根妻側に取り付けるケラバ板金です。屋根材の端部分を納める為でもある板金材です。
この度、使用する屋根材はガルバリウム鋼板でアイジー工業の【スーパーガルテクト】となります。
ルーフィングと同じように軒先の低いところから、棟先の高いところに向かって横方向に張っていきます。
軒先から二段目と三段目には、交互に雪止め金具を取り付けてあります。
スーパーガルテクトの厚みの白い部分は、「ポリイソシアヌレートフォーム」と言う断熱材が入っています。
右面は屋根材本体の張りは終わりまして、左面の作業に入っていきます。
こちらの面にはハト小屋が3つあり時間もかかりますが、頂上まで丁寧に施工させていただきます。
それぞれの屋根面でスーパーガルテクトが張り終わりましたら、
面の合わせ箇所である棟板金下地材となる貫板を取り付けます。
下地の貫板を取り付け後、ガルバリウム鋼板で加工した棟板金を被せて釘で止めます。
棟板金の継ぎ箇所には、コーキングを充填し防水してあります。
2階の屋根段違い部分には、屋根と外壁の取り合い箇所にも
しっかりコーキングで防水処理をしております。
この2枚は、1階の下屋根となります。
屋根カバー工事の完成です。
工事前に雨漏りをしていました付近を、散水し雨漏りの確認をしましたが、しっかり雨漏りは
止まっていました。その家その家で屋根からの雨漏り状況や、原因は様々ですが屋根全体を
カバーしますので、雨漏りを確実に止めるのであれば効果的な施工方法です。
屋根 カバー工事で使用した【スーパーガルテクト】は、穴あき25年・赤さび20年・塗膜のヒビや割れ15年
と、メーカー保証があります。遮熱、断熱に優れている人気のある製品です。
次回は、雨樋工事をお伝えします。【File No,3】
Re:zen~りぜん~@横浜