Works施工事例
町田市 S様邸 軒天工事【File No,2】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
今回は【File No,1】の続きで軒天工事の完成までを、お伝えいたします。
古い軒天井を剥がして、新しい軒天井を仕上げる張り替え工事です。
現状の軒天は吉野石膏のソーラトンキューブです。吸音性・不燃性・断熱性などに優れており、
多くのオフィスや商業施設など、屋内の天井に使用されている商品です。戸建住宅では
あまり使用されていませんが、過去に6回ソーラトンキューブの軒天を張り替えた事があります。
6回とも工事前は同じような状態でした。屋外では強雨時に雨があたる事もあり湿気にも弱いです。
2階と1階の軒天を、解体撤去していきます。
新しい軒天材には最も主流であるケイカル板(ケイ酸カルシウム板)を施工していきます。
ケイカル板は不燃材料であり耐久性、耐水性にも優れています。あまり雨がかかりにくく外気にふれる
ような場所で使用され、屋外の軒天、駐車場の天井、マンションのベランダ隔壁板などで見られます。
1枚1枚、張る時には裏面にはボンドを付けてから張ってあります。
大工さんによる、ケイカル板の張り替えは終わりました。
ここからは塗装屋さんにバトンタッチをして、作業を進めていきます。
写真の小さい穴に見えるのは、ケイカル板を止めているフィニッシュ(コの字の針みたいな物)です。
軒天塗装は2回塗りで仕上げていきますので、フィニッシュは目立たなくなります。
このまま塗装する業者さんもいますが…
こだわりを持った職人さんは違います!些細な凹みでも妥協を許さず何百本も止めている
フィニッシュにパテ埋めをして、さらにサンドペーパーで軽くなでて下地調整を行います。
この一手間をかける事により、仕上がりのクオリティーが上がるものです。
塗装前に軒天と壁、軒天と破風の取り合い部分をマスキングテープで養生をします。
ローラー付近は2回目の上塗り中です。乾いた下塗りと塗りたての上塗りがわかると思います。
軒天塗装が終わりましたら、新しいマスキングテープで養生をしてからコーキング作業を行います。
ヘラでなでる作業は、綺麗に仕上がるか否かの腕の見せ所です。
軒天と外壁の取り合い部分は、隙間が広かったのですが綺麗に仕上がったと思います!
軒天換気口も、新しい換気口に変えてあります。
台風時に剥がれ落ちてしまった箇所は、ご覧の通り綺麗になりました。
張り替えました軒天部分は、工事前より明るくなりました。
ケイカル板の上に塗装もしていますので、軒天の持続が期待できます。
軒天工事では現状の素材や傷み具合により張り替えか、カバー工事の
どちらかになります。軒天が気になりましたら、お気軽にお問い合わせください。
施工中はお客様をはじめ、近隣の皆様にもご不備や
ご迷惑をおかけ致しましたが無事に作業が終わりました。
この場を借りてお礼申し上げます。
また何か御座いましたら、お気軽に申し付け下さい。
【File No,1】そして今回の計2回でお送り致しました。
Re:zen~りぜん~@横浜