Works施工事例
横浜市 S様邸 屋根カバー工事/太陽光パネル脱着【File No,1】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
横浜市 S様邸の屋根カバー工事/太陽光パネル脱着をお伝えします。
S様はじめ、近隣の皆様にもご迷惑をおかけする事と
存じますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
工事に入る前に現地調査をした状況をお伝えします。
築14年のお宅で、2年前に屋根には手をつけず外壁塗装はされていました。
しかし屋根材の傷みが気になり屋根カバー工事を行う経緯に至りました。
屋根カバー工事では既存の屋根材の上から防水シートを貼り、新しい屋根材を葺いていきます。
S様宅の屋根下地材である野地板は良好でしたが、ご要望もあり将来を見据えて既存の屋根材の
上に新たな野地板を増し張りをしてからの屋根カバー工事となります。
S様宅の屋根には、56枚の太陽光パネルが設置されています。
パネルは1枚1枚、丁寧に外し終えてから屋根工事を進めていきます。
既存の屋根材は、ニチハの『パミール』と言う商品が施工されています。
屋根材にもアスベスト禁止の法律ができた頃で1996年~2008年まで販売されていました。
ニチハだけではなく屋根材を取り扱うメーカーもノンアスベストになってから、施工後数年で
ひび割れ・層間剥離・ズレ落ちるなどの不具合が問題視されるようになりました。
特にパミールでは写真のように、ミルフィーユみたいな層間剥離の不具合が多く見られます。
他にパミールの不具合として、パミール販売時の付属釘が十分なメッキ処理をされていないために、
層間剥離が発生して雨水が屋根内部に染み込み、屋根材を留めている釘頭の腐食により屋根材が
ズレ落ちるという被害も出ています。
屋根材の亀裂もありますが… 屋根材表面にはクレーター状の凹みも見られます。
1階の下屋根にも層間剥離の症状が…
棟板金を留めている釘は、ご覧の通り浮いてしまっています。
これほどの釘浮きでは強風時には心配になります。
屋根カバー工事の際には、こちらの棟板金は下地の貫板ごと新しい物になります。
太陽光パネル脱着もありますが、お客様に安心していただきご納得のいく工事を
進めていきたいと思います。
次回は、屋根カバー工事をお伝えします。【File No,2】
Re:zen~りぜん~@横浜