Works施工事例
川崎市 T様テラスハウス 屋根カバー工事【File No,1】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
本日より川崎市のT様所有テラスハウス、屋根カバー工事の開始となります。
お住まいになられている住人さんをはじめ近隣の皆様にもご迷惑をおかけする事と存じますが、
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
工事前に現地調査をしました状態をお伝えします。
築26年で今回工事する屋根ですが、過去に何度か塗装はされているものの
雨漏り被害があり、何度か補修を繰り返したようですが、雨漏りが止まらないとの事で
今後、雨漏りがしないためにも屋根カバー工事を提案し、実施する事となりました。
屋根カバー工事をされる屋根はあまり見る事がない形状で屋根面が16面もある屋根です。
複雑な形状の屋根は屋根面が多いものですが、面の数が多いほど当然ながら取り合いが増えてくる事に
なります。この取り合い部分というのが雨漏りの原因になる箇所です。
棟板金の合わせ部分が白くなっているのは、コーキングで補修されてる箇所です。
屋根全体に何ヶ所かコーキング補修をされていますが、ここまできてしまうと補修で雨漏りを直す事は困難です。
屋根面が合わさる部分です。雨漏り補修の際に貼られたテープだと思いますが、
外部用に使うテープではないので粘着力も弱く劣化しています。
補修を行うにしても、使用する部材の選定など誤まってしまうと、
全く意味のない作業になってしまう典型的な例のひとつです。
棟板金と棟板金の合わせ部分のコーキングが、経年劣化により隙間ができてしまっています。
この程度の隙間であっても、雨水は簡単に屋内に浸入してきます。
軽微な穴だからと侮っていると、せっかくのお家があっという間に駄目になってしまうケースもありますので
細やかな目で、各部をチェックしていきます。
棟板金を止めている釘の浮きが多く見られ、現地調査時に浮いている釘の打ち直しをしてみましたが、
内部の貫板に問題があり、ほとんど打ち直しが出来ない状態でした。
経年による棟板金自体の変形による浮きも多く見受けられました。
屋根の先端部分の棟板金です。建物が少々高台に建っていますので
強風時に飛散してしまう可能性もあり危険な状態です。
現地調査の結果、屋根材の大きな破損、棟板金が飛散してたりと雨漏りの原因が一目瞭然でわかる
箇所はありませんでした。一目瞭然でわかる状況でしたら補修で止まる事もありますが
屋根面が16面もありそれだけ棟板金部分の取り合い箇所が多い中、原因となる箇所を想定し補修を繰り返しても、
雨漏りを完治させる事は期待できませんので、今回は屋根カバー工法を提案させていただきました。
次回は、屋根カバー工事をお伝えします。【File No,2】
Re:zen~りぜん~@横浜