Works施工事例
川崎市 O様邸 屋根・外壁塗装工事【File No,1】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
川崎市のO様邸の屋根・外壁塗装工事をお伝えしていきます。
お客様をはじめ近隣の皆様にもご迷惑をおかけしますが、
ご理解とご協力をお願い申し上げます。
工事前に現地調査をしました状態をお伝えします。
築年数は23年になり初めての屋根塗装・外壁塗装工事となります。
今まで何度か塗装工事を、お考えになり何社もご相談されてきたらしいのですが足場設置に
問題があり過ぎて塗装工事に至らなかったそうです。O様のお宅は四面ある中、東西南北全ての
面が境界にブロックがありフェンスを建てています。しかし外壁との間が30㎝未満しかなく、
北面と西面の二面は隣接されている駐車場の敷地なので足場は組めず、東面は隣人の敷地に
なり南面は歩道になります。ご覧いただくとフェンスと外壁の間隔がわかると思います…
屋根材はスレート材を使用。経年によって色褪せや屋根材に傷みが見られます。
南面の屋根と違い、北面ではコケの発生が多く見られました。
屋根上部に取り付けられている棟板金の釘浮きがあります。棟板金と棟板金の
重ね部分での釘浮きは強風時に煽られやすく飛散しないか心配になる箇所です。
抜け落ちている釘はありませんでしたが、このぐらいの浮きは何ヶ所かあります。
浮いている釘を打ち直してみましたが効き具合が悪かったので、塗装工事を行う
前に、棟板金と内部下地材である貫板の交換も行います。
玄関上の下屋根と外壁材を納めている雨押え板金にも釘浮きがあります。
スレート材をアップして写真を撮ると、コケやカビの多さがわかると思います。
撥水性も防水性もない状態です。高圧洗浄でしっかり洗い落としてから塗装工事を
進めていきます。
経年劣化でコーキングには、ひび割れをおこしている箇所が多々ありました。
外壁のひび割れは3ヶ所だけ見られました。外壁のひび割れは補修をしてから
外壁塗装を行います。
新築時のコーキングは隙間なく充填されていますが…
この状況だと雨水は簡単に内部に入ってしまいます。
サッシ廻りのコーキングも痩せてしまい隙間ができています。
軒天部分の雨染みは、ここの箇所だけでした。
雨樋にも色褪せが見られます。
ベランダにはすのこを敷いていましたので、それほど目立つ傷みは
ありませんでしたが何ヶ所か削れている箇所がありますので防水表面の
トップコートは施工を行います。
外壁にコケの付着が見られたのは東面と北面だけでした。こちらも
高圧洗浄の際にしっかり洗い落としていきます。この写真を見ても
わかりますように境界と外壁の間が狭いのがわかります。
頭を捻り足場設置を行っていこうと思います…
次回は、屋根塗装・棟板金交換をお伝えします。【File No,2】
Re:zen~りぜん~@横浜