Works施工事例
川崎市 T様テラスハウス 屋根カバー工事【File No,2】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
引き続き、前回ご紹介した屋根面16面の、屋根カバー工事をお伝えします。
屋根カバー工事とは既存の屋根材の上に、新しい屋根材を張り棟板金も新規に
施工して仕上げる工事です。まず凸のある棟板金の解体撤去を行います。
続いて下葺き材(防水シート)ともよばれているルーフィングを貼っていきます。
ルーフィングは用途によりたくさんの種類がありますが、使用するルーフィングは耐久性がよく
耐用年数約20年程の改質アスファルトルーフィングで貼っていきます。
屋根面が多いので谷部分もあり谷部分には最も雨水が集まる箇所なので、
Re:zen~りぜん~では最初に谷部分にルーフィングを貼り
平面を貼り終わってからもう一度、谷部分にルーフィングを貼り二重に貼りこみ
雨漏り対策をばっちりとして、最後に棟部分にルーフィングを貼っていきます。
材料の荷揚げが終わり、軒先に役物(やくもの)と言うガルバリウム板金材のひとつである
軒先唐草板金を屋根一周に取付けていきます。
軒先唐草板金の取付け後に谷板金を取付けます。谷板金部分は屋根の役物の中でも最も雨漏りがしやすい所です。
既存の谷板金の上にルーフィング二重貼りした上での谷板金なので、雨漏りの心配がなくなります。
谷板金の軒先部分は軒先唐草板金に、しっかりと折り込んでいますので強風時でも飛ばされる心配がありません。
今回、屋根カバー工事で使用するのは旭ファイバーグラス【リッジウェイ】と言う製品です。
役物を取付けましたらリッジウェイを張るにあたり、
屋根軒先部分に軒先スターターとよばれる部材を張っていきます。
リッジウェイを軒先スターターの上に重ね、下端が軒先スターターと揃うようにします。
リッジウェイの一列目の縦目地と、二列目の縦目地が重ならないように互い違いに張っていきます。
雨水が排出できるようにする為です。
全ての面を軒先から棟先にかけて張っていきます。
全ての面が張り終わりました。
棟板金を施工する前に、下地材となる貫板を取付けます。
貫板の上に棟板金を取付け、棟板金と棟板金の合せ目にはしっかりコーキングを充填しヘラでならして完成です。
リッジウェイ材はガラス繊維強化アスファルト屋根材で、安価で軽量でもあり耐久性も良く雨音を
和らげるといった機能上の特性や、色合いと独特のデザインによる高い意匠性が人気です。
工期は約一週間。
施工中はお客様をはじめ、近隣の皆様にもご不備やご迷惑をおかけ致しましたが
無事に作業が終わりました。
この場を借りてお礼申し上げます。また何か御座いましたら、お気軽に申し付け下さい。
【File No,1】そして今回の計2回でお送り致しました。
Re:zen~りぜん~@横浜