Works施工事例
横浜市 M様邸 屋根カバー工事/外壁塗装工事【File No,2】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
2019年も残り1ヶ月ありませんが職人さん共々、
体調管理に気をつけて頑張っていきたいと思います!!
M様邸の屋根カバー工事をお伝えしていきます。
カバー工事とは、既存のスレート材の上からルーフィング(防水シート)を
貼り、その上から新しい屋根材を張り仕上げる屋根工事となります。
屋根上の凸部である棟板金、雪止めの解体を行います。棟板金を撤去したら
下地材の貫板が出てきます。こちらの貫板も撤去いたします。所々に雨染み
が見られました。
棟板金・雪止めを撤去し屋根上がフラットになりましたら、ルーフィングと言われている
下葺き材(防水シート)を貼っていきます。KMEW『ノアガードⅡ』を使用していきます。
こちらの板金材は捨て棟板です。屋根材が張り終わってから、最後に
屋根面と屋根面の合わさる箇所に取り付ける棟板金の下板となります。
屋根上の三角になっている部分にある谷板金の取り付け。
横の板金材は新しい屋根材をひっかける為の唐草板金(軒先板金)。
縦の板金材は屋根材の妻側(端部分)が納まるケラバ板金です。
今回、屋根カバー工事で使用される新しい屋根材はアイジー工業【スーパーガルテクト】
となります。スーパーガルテクトは1枚の全長が3038㎜あり屋根材右端ですが、水色の折り
曲げがあり次に張る屋根材との重ね部分を設けて、雨水の浸入を防ぐ構造になっています。
さらに6つある小さく膨らんでいますのは雨水が万一内部に侵入しないようシャットアウト
する排水機能を備えてあります。
雪止めの取り付けです。大雪が降った時に上部から落ちてきた積雪を
受け止める役目や、雨樋の破損を防いでくれる役割もあります。
屋根の三角面です。この面はそれぞれ長さがないので1枚物が張れないため張っては切っての
繰り返しです。左右面から張り上げてきて合わさる所までは時間がかかります…
屋根材を張る前に、屋根下地にある垂木の位置を確認してから
墨だしを行い、屋根材を止める際には垂木に効かせております。
全ての面を頂上まで張り終えましたら、棟板金の下地となる貫板の取り付けです。
貫板と同じサイズをガルバリウム鋼板で加工をして施工いたします。0.5㎜の鋼板
でC型に加工していますので、強度も強く手で曲げようとも曲がりません!!
貫板と屋根材の取り合い部分にはコーキングを充填。
貫板は棟板金をあてながら取り付けていますので、しっかり棟板金幅に納まっています。
こちらは換気棟になります。換気棟と棟板金の重なる所にはコーキングを充填。
屋根三角部分に取り付けた谷板金は、屋根材を張った後にカバーとなる板金で納めます。
棟板金と棟板金の重なる部分には内部にコーキングを入れ、屋根頂上で交わる棟板金は
表面にもコーキングをして雨漏り対策を行っています。これで2階屋根は完成になります。
スーパーガルテクトは、メーカー製品保証が塗膜のヒビ・割れ・剥がれ・膨れに15年/
赤さび20年/穴あけ25年と保証期間も長くなっております。
次回は、外壁塗装工事をお伝えします【File No,3】
Re:zen~りぜん~@横浜