Works施工事例
横浜市 K様邸 屋根カバー工事/外壁塗装工事【File No,3】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
横浜市 K様邸の外壁塗装工事を進めていきます。
塗装工事に入る前に、それぞれの各所で使用するご希望カラーの候補をお聞きし
メーカーからサンプル板を取り寄せて、その中から選定していただいております。
高圧洗浄も終わりまして、塗装前の素地調整をおこなっていきます。付着物を出来るかぎり
サンドペーパーやマジックロンで取り除きます。表面にわずかな擦り傷をつけることで塗料
が表面の目に入り込み密着性を高めるためです。
ケレン作業は基本、鉄部・木部でおこないますがそれ以外でも材質を問わず、
しっかり素地の状態を見極めて必要とあればおこなっていきます。
ケレン作業が終わり防錆力の高いサビ止めを塗っていきます。サビ止めには
日本ペイント【ハイポンファインデクロ / ホワイト】を使用。
シャッターBOXは、サビ止めが乾いたのを確認して中塗りをおこなっています。
水切り、シャッターBOXの中・上塗り材には日本ペイント【ファインウレタン
/ 調色 3分艶】を使用。
シーリングの施工をおこないます。サイディングの継ぎ目である縦目地では古い
シーリングを撤去して新しいシーリングを充填していく打ち替えをおこないます。
マスキングテープで養生をおこない密着材のプライマーを塗布。この時に
サイディングの断面に、しっかり浸透していることが大事になってきます。
オート化学工業【OP-2019】高性能ウレタン系プライマーを塗っています。
新しいシーリングを多からず少なからず充填していきましょう。シーリング材には
オート化学工業【オートン イクシード / シルキーホワイト】を使用しております。
ヘラで綺麗にシーリングをなでていきます。充填時にシーリングを多く盛ると
マスキングテープからはみ出てしまい、少ないと補充をしなくてはなりません。
縦目地以外のサッシ廻りなどではシーリングの撤去はいたしませんが、
プライマーを塗ってから、シーリングを増し打ちで仕上げていきます。
シーリングの縦目地。右の縦は入隅部分なため増し打ち。
サッシ廻りの増し打ち。マスキングテープを剥がすと綺麗になったのがわかりますね。
1階部分のサイディングには段差のある『ラップサイディング』が使用されています。
段差があるので、シーリングをヘラで綺麗になでるのは職人の腕にかかっています!
幕板上部にもシーリングで増し打ち。幕板と幕板の継ぎ目にはボンドコークを充填。
破風板で見られる継ぎ目にもボンドコーク。
軒樋の下塗りになります。赤い破風板は中塗りまで終わっています。
軒樋は上塗り中です。日本ペイント【ファインウレタン / 調色 3分艶】を使用。
下塗り→上塗りの2回塗りで仕上げています。
破風板、窓枠の赤い部分は中塗りから上塗りに入っています。赤い塗料は
日本ペイント【ファインシリコン / 07-30L 3分艶】を使用。
1階ラップサイディングの下塗り。段差部分にハケでダメ込みをおこなっていきます。
エスケー化研の【ミラクシーラーエコ / クリヤー】を塗布。
ハケでのダメ込みが済みましたらローラーで塗り出します。
中・上塗り材にはエスケー化研の【プレミアムシリコン / KP-185 3分艶】を使用。
平面部分ではローラーでテキパキと作業を進めていきます。
中塗りを塗っただけで、今までとは違う印象になりますね。
3回目の上塗りとなります。
下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが終わり綺麗に見えるのですが… こだわりの強い職人が
色の入りが…ということで、もう1回ダークブラウンを塗って計4回の仕上げになっています。
ダークブラウンと、ロイヤルレッドが4回塗りになっています。
2階 サイディングの塗装も進めていきます。下塗りを進行中。
ちょっと狭い所ですが、丁寧にハケ作業をおこなっています。
屋根上にある外壁は下塗りが終わり、中塗りになります。
只今、中塗り中。
仕上げの上塗りを進めています。
2階 サイディングの中・上塗りにはエスケー化研【プレミアムシリコン / SR-175 3分艶】を使用。
コーナー左は中塗り。右は上塗りになります。
水切りの仕上げになります。徐々に完成に近づいてきました。
塗装作業は、ほぼ終了して最終のチェックを進めます。
シャッターBOX、軒天の完成。
工事前の破風板・窓枠・幕板は赤色という感じでしたが、今回の色はロイヤルレッドとでも
言うのでしょうか、以前より色のトーンが下がって上品な感じに仕上がっております。
破風板のロイヤルレッドから軒天のホワイトへのコントラストが良い感じですね。
軒天には関西ペイントの【アレス セラマイルド / 艶消し】で仕上げております。
下地処理にもしっかりと時間をかけたので塗料の密着が良く、長い間期待が持てるでしょう。
窓枠上、雨押え板金上のシーリングにも、しっかり塗料が密着しています。
外壁に設ける給気・排気の開口部に取付けている蓋でベントキャップと言います。
ベントキャップと、外壁の取合いにあるシーリングも経年劣化で傷んでいました
ので増し打ちをおこなっています。
シーリングがウロコ状になっていた縦目地も綺麗になっています。
破風板・雨樋も艶を抑えて仕上げています。間近で見ても新たに塗った
という感じではなく、まるで新品に交換したかのような仕上りですね。
軒天換気口も綺麗に仕上がっています。ただ塗るだけではなく、こういった鉄部も
綺麗にケレンをして古い塗膜を落とし、新たに塗装する事によってここまで綺麗に
仕上がります。
台所部分にあります換気フードです。サビがちらほらと付着していましたが
ケレン作業→サビ止め→中塗り→上塗りの4工程で綺麗に仕上がっています。
玄関上屋根では外壁色のダークブラウン、スーパーガルテクトのブラウンで
不自然さのない仕上りになっています。
外壁塗装より先に屋根カバー工事をしましたが、外壁の仕上りを見ると
屋根材には5種類の色がある中で、ブラウンが1番正解だったと思います。
足場の解体を進めつつ、各部の最終確認で塗りムラ、塗料の飛び等がないかどうかを
当社担当2人でしっかりとチェックします。最後に物移動をおこなって完工になります。
工事前には赤色だった幕板は、1階サイディングに合わせてダークブラウンで施工。
ダークブラウンを基調にロイヤルレッド・アイボリーと塗り分けてバランスが良い
感じだと思います。施工前の写真と見比べていただくと、同じ角度から撮影しても
全く印象の異なる仕上りになり、非常に綺麗になったのが一目瞭然でわかりますね。
K様はラップサイディングには木材のような風合いな色、窓枠・破風板には深みの
ある朱色がご希望でした。メーカーのサンプル板から選定され完成を迎えましたが
『思い通り以上の仕上りになった。』とご満足していただき大変、嬉しく思います!
施工中はお客様をはじめ、近隣の皆様にもご不備や
ご迷惑をおかけ致しましたが、無事に作業が終わり
ました。この場を借りてお礼申し上げます。
また何かございましたら、お気軽に申し付け下さい。
【File No,1】【File No,2】そして今回の計3回でお送り致しました。
Re:zn~りぜん~@横浜