Works施工事例
横浜市 K様邸 軒天・破風板工事【File No,2】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
今回は、軒天・破風板工事をお伝えします。
軒天が剥がれ落ちていた部分は解体撤去します。内部の木材が腐食などしていないか
確認したところ雨染みはありましたが、下地材はしっかりしていたので一安心です。
白い軒天部分はカバー張りになりますので、空洞になっている箇所は下張りと上張りをして
段差ができないようにします。
軒天内部の骨組みである垂木の位置を墨出しをして、新しい4mmベニヤを垂木に効かせて張っていきます。
屋根妻側である破風板です。古い破風板は経年で反ってしまったり
釘頭周辺が腐食していましたので解体して、新しい破風板を取り付けます。
破風板に使用する木材は20mmの「ラワン材」です。比較的柔らかい木材で、
木の繊維の中に塗料が吸い込みやすく塗装作業には相性の良い下地材です。
2階北面の破風板交換と軒天張りが終了し軒天と外壁の取り合い、軒天と破風板の取り合いには、
コーキングを充填し隙間を埋め、破風板を止めた釘頭にはパテで埋めてあります。
2階南面の破風板交換と軒天張りも完成です。
大工工事はここまでです。木材はこのままだと雨風に晒され数年で傷んでしまいますので、
木材が少しでも持続するように塗装作業を行います。
破風板も軒天も木材なので表面が多少、ケバケバしていますので塗装前に
サンドペーパーでケレン作業をし下塗り→中塗り→上塗りで仕上てあります。
K様は2階破風板の傷みが酷くなり落下しないかと心配されていましたが、
仕上りを見て安堵でほっとされていました。
1階の軒天張りも終了しました。1階の破風板は大きな傷みがなかったので塗装作業のみとなります。
破風板のこげ茶色と軒天が白くなっただけで、お家が締まり明るくなりました。
定期的に塗装工事をすることにより、木部は傷みにくくなり素材も長持ちします。
軒天に施工されているベニヤ以外に近年、ケイ酸カルシウム板という「ケイカル板」が主流と
なっています。ベニヤ板と比べると少々高めですが耐水性、耐久性、耐火性に優れています。
軒天が気になりましたら、お問い合わせください。
施工中はお客様をはじめ、近隣の皆様にもご不備や
ご迷惑をおかけ致しましたが無事に作業が終わりました。
この場を借りてお礼申し上げます。また何か御座いましたら、お気軽に申し付け下さい。
【File No,1】そして今回の計2回でお送り致しました。
Re:zen~りぜん~@横浜