Works施工事例
横浜市 W様邸 屋根カバー工事/雨樋工事【File No,1】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
横浜市のW様邸の屋根カバー工事・雨樋工事をおこないます。
工事前に現地調査をしました状態をお伝えしていきましょう。
築30年ぐらいのお宅になります。既存の屋根材はスレート材。
屋根にはドーマー(鳩小屋)が設けられていまして、ドーマー部分の屋根壁面も
数えましたら2階屋根は寄棟9面。1階屋根は片流れ1面。玄関上屋根は切妻2面
の屋根形状になります。
こちらは北面の屋根面になります。北面ということもありまして
他の面と比べるとコケ、藻の付着が多めに見られます。
道路側は東面になります。東面を向いているスレート材にはコケや藻がほとんど
見られませんがドーマーの北面を向いている屋根にはコケや藻が付着しています。
方向によって風当り、日照時間などの差はあるので違いがでるのも無理はありません。
南西にあります棟板金部分です。仕上げ材の棟板金が飛散して貫板だけになっています。
その片方の貫板も飛散している状態。工事のきっかけになりましたのは、W様宅裏側の
お家で工事をしている屋根屋さんが 、W様邸の屋根を見られて声をかけられたそうです。
西面、南面は周囲の立地からでは見る事のできない場所なので、屋根屋さんから教えて
もらい良かったです。
貫板上部では棟板金の開口部になっています。
雨水も気になりますが強風時の飛散も心配になります。
頂上の棟板金にも指が入るほどの浮きが見られます。
こちらは北東部分の棟板金ですが下地材の貫板まで見えてしまい、
その貫板自体も浮いているのが確認できます。
棟板金の接合部ではシーリングの劣化で隙間が出来ています。
この浮き具合は心配になります。飛散していない棟板金でも多くの釘浮きを確認。
北面にあります1階 屋根になります。
玄関屋根です。こちらは2面ありますがコケ、藻が見られますのは北面のみ。
西面の雨樋。歪みが見られますので保険申請を協力させていただきます。
W様邸の工事に入れるまで数週間ありますので、建物内部に雨水が入らないよう
雨仕舞いをしときます。前述の棟板金がない所に防水シートの田島ルーフィング
【タディスセルフ】を貼っておきます。タディスセルフは、粘着ルーフィングに
なっていますので密着性が高い製品になります。
北東部分の貫板まで浮いていた棟板金も怖いので、タディスセルフを貼っておきます。
棟板金の浮きが酷い所にはビスで固定をしときました。貫板の劣化が激しく
側面からだとビスが効かないため、上から留めさせていただいております。
何ヶ所かビス留めをした所には防水テープを貼り付けています。
強風時の棟板金飛散の心配はひとまず安心です。
工事の着工日が確定しましたらご近所様に挨拶回りを
させていただきますので、よろしくお願いいたします。
W様の裏のお宅では9月末まで工事をされています。双方の建物と建物の
間がとても狭いためW様の敷地内には足場を架ける事が困難になります。
よって裏側の足場にクランプで連結させてもらえるように施工会社さん
へご挨拶に行ってきます。
次回は、屋根カバー工事をお伝えします。【File No,2】
Re:zen~りぜん~@横浜