Works施工事例
横浜市 W様邸 屋根カバー工事/雨樋工事【File No,2】
こんにちは。Re:zen~りぜん~@横浜です。
横浜市 W様の屋根カバー工事に入らしていただきます。
まだまだ暑い日が続きそうですが、水分をしっかり摂り頑張っていきましょう。
お客様をはじめ近隣の皆様にもご迷惑をおかけする事と存じますが、ご理解と
ご協力をお願い申し上げます。
着工日の足場架けには3人で作業を進めていきます。玄関の東面、北面、南面の
3面だけ設置します。先述した裏側の足場の件は、施工会社さんにご相談をして
連結させていただける事になりました。ご担当者様ありがとうございました。
屋根カバー工事を進めていきます。
棟板金を撤去しますと貫板が現れます。腐朽や割れを確認。貫板は木材ですので
雨水が浸入すると腐食が早まり、釘を固定する力が弱くなってきます。
カビの発生はちらほらと見られました。貫板全体の状態は、棟板金を剥がさないと
確認できない所になりますので、せめて釘の状態だけでも定期的なチェックが必要
になってきます。
貫板撤去後にはホウキやブロワーで木くずの清掃。
雪止めも撤去します。
下葺き材であるルーフィングを貼り終わりましたら、軒先(唐草)板金を取付けていきます。
新しい屋根材に使用しますのはアイジー工業【スーパーガルテクト / Sシェイドブルー】。
軒先板金の接合部です。スーパーガルテクトの下端を引っ掛けるための板金材になります。
軒先板金に垂直に取付けているのはケラバ板金。
1段目はスーパーガルテクト下端を、しっかり軒先板金に引っ掛けます。
1段目は軒先板金への引っ掛けでしたが、2段目以降はスーパーガルテクト同士の上端と下端を
引っ掛けて棟先まで張っていきます。
屋根骨組にある垂木の位置を白いチョークで墨出しをおこない43㎜のビスで留めています。
東面には屋根面が2段となっている勾配が異なるマンサードと言われる部分があり、
スーパーガルテクト2段だけ急勾配になっています。
北面は張り終わり、東面の本体張りは半分まで進行中。
西面は張り終わり、南面は進行中。
ドーマーの谷板金部分になります。谷部分ではスーパーガルテクトの左右を
切断して張り上げていきます。
スーパーガルテクトの断面には、右側のようにキャップを取付けます。
ドーマーの側面。屋根と同じく下葺き材のルーフィングを貼ってスーパーガルテクトを
張っていきます。
スーパーガルテクトも張り終わりましたので、仕上げ材で納めていきます。棟板金の下地となる
貫板の取付け。以前は木材でしたがKMEWの【タフモック】という樹脂製を使用。耐久性の高い
部材になります。
棟板金同士が重なる部分にはシーリングを入れています。
タフモックとスーパーガルテクトの取合いにもシーリング。
寄棟屋根の頂上では三又状になっている棟板金の重なり、表面にもシーリングを充填し
雨漏り対策をしております。
ドーマーの外壁とスーパーガルテクトの納めは雨押え板金で仕上げます。棟板金同様に
下地にはタフモックを設置。
雨押え板金裏面の立ち上がり部分は外壁と接しますのでシーリング。
雨押え板金取付け後には上端になるところにもシーリングを充填。
南西の棟板金が飛散していた部分は、ご覧のように綺麗に仕上がっております。
北西面になります。
北東面になります。9面ありました2階 屋根カバー工事は完成になります。
スーパーガルテクトは、メーカー製品保証が塗膜のヒビ・割れ・剥がれ・
膨れに15年/赤さび20年/穴あけ25年と保証期間も長くなっております。
次回は、下屋根カバー工事 / 雨樋工事をお伝えします【File No,3】
Re:zen~りぜん~@横浜